毎日お弁当の献立を考えるのって大変ですよね。
しかも、育ち盛りのお子さんの栄養バランスや、いろどりのことも考えながら、なるべく時短で効率的に作りたい・・・。
今回は、お弁当の栄養バランスを整えながら、かんたんにお弁当に色を加えてくれるピーマンの活用方法をご紹介したいと思います。
あまり長期保存のイメージが無いピーマンですが、実は冷凍することのメリットが大きいので、作りおきにもおすすめなんです!
ピーマンの冷凍保存のメリット!苦味を抑えられる効果も期待できる!?
「そもそもピーマンって冷凍できるの?」
「なんだか味が変わりそう・・・」
というイメージで、ピーマンがあまっても冷凍保存する人は、少ないかもしれません。
しかし、実はピーマンこそ冷凍保存がおすすめの野菜なんです。
ピーマンを冷凍保存するメリットのひとつとして、なんと子どもの苦手な「苦味」が抑えられると言われています。
冷凍することで本来の風味や食感は少し落ちますが、逆にお子さんでも食べやすくなるという嬉しいポイントがあるんです。
冷凍することで風味が落ちる分、お味噌など濃い味の炒めものに使ったり、肉詰めにしたり、細かく刻んでナポリタンにすると、よりいっそうお子さんでも食べやすくなりますよ!
ピーマンは冷凍保存しても栄養そのまま?美味しく長く保存する方法
冷凍しても、ピーマンの栄養は変わらないのでしょうか?
残念ながら、ピーマンに含まれる水溶性ビタミンのビタミンCやビタミンPは、冷凍する前よりも落ちてしまうそうです。
ただし、食物繊維や脂溶性のビタミンにはそこまで影響しません。
ピーマンの栄養を保つ大事なポイントのひとつは、新鮮で栄養豊富のまま、すぐに冷凍すること。
ピーマンは夏野菜なので、最も栄養素が高くなる旬の時期は6~9月です。
特にこの時期は価格も安いので、たくさん買って余ってしまっても、冷凍保存で少しずつ使うのがおすすめです。
では、ピーマンのベストな保存方法はどうしたらいいでしょう?
買ってそのままジップロックに入れて保存しておいて、使うときに切っても大丈夫です。
おすすめの方法は、
1.まず種を取り出してからさっと水で洗います。
2.ピーマンを、軽くキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
3.細かくきざんでジップロックの袋に入れて保存しておく。
短冊切りやざく切りにして袋に入れておけば、冷凍庫の中もかさばりにくいですし、料理するときにサッと取り出して使いやすいです!
お弁当に少し緑の色どりを加えたいときも、炒めものにしたりレンジでチンしたりして使えます。
後から肉詰めにしたいときは、半分に切って袋に入れておきましょう。
いろいろな料理に使えるので、ピーマンを買って余り過ぎたときは、切り方別に袋に詰めておいてもいいですね。
冷凍したピーマンを調理するときのコツは、冷凍のまま強火でサッと炒めることです。
短時間で炒めたほうがピーマン本来の食感も残りやすいので、炒めものがおすすめです。
煮込み料理にするときも、冷凍のまま少し煮るだけで火が通るので、あまり長い時間火にかけないことがシャキシャキ感を残すポイントです。
まとめ
栄養豊富で何にでも使いやすいピーマンは、苦味がやわらぐ冷凍保存こそおすすめです。
ピーマンを冷凍保存している人はあまりいないかもしれませんが、お弁当に緑が足りないときや晩御飯にちょっと野菜が足りないときに、サッと一品作れるので、実はとっても使いやすい野菜なんですね。
特に小さなお子さんをお持ちのご家庭では、ピーマンが嫌いな子も多いかもしれません。
しかし冷凍することであの独特の苦味をやわらげてくれるので、細かく刻んだり肉詰めにしたりして、克服できるチャンスかも。
この記事があなたの役に立てばうれしいです^^
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