実は絵馬は、いつ書いてもいいし、何回書いてもいいんです!
高校や大学など、志望校合格を目指して、昼夜頑張っている受験生にとって、最後に欠かせないのが合格祈願の「絵馬」ですよね。
やることはやった、あとは絵馬に思いを込め、神様にお願いをして吉報を待つ。
そんな絵馬ですが、いざ書くとなると、いつどう書くのか?、何回書いてもいいのか?
などわからないことが出てくると思います。
今回は合格祈願の絵馬について、書き方や、例文、その他詳しく調べてご紹介します。
合格祈願の絵馬の書き方、例文をご紹介
まずは絵馬の書き方です。
願い事を書くのは、絵馬の絵の描いてない方に書きます。
絵が描いてある方が表になるんですが、絵が描いてあるので字が書きにくいんです。
なので普通は裏の何も描いてない方に書くことになります。
ただし表に書いても大丈夫です。
では実際にどういうふうに書けばいいかを例文でご紹介します。
「一生懸命頑張りました○○校の合格をお願いします」
「○○○校へ合格できますように」
「○○高校へ合格する!」
「○○○大学合格祈願」
「絶対合格!○○大学!」
「合格できますように」みたいな、お願いする感じの書き方から「絶対に合格するぞ!」のように、神様にお願いするというよりは、自らの強い気持ちを優先した言い切る書き方もありますね。
心をこめ、願いをこめ、気持ちをこめて、書きましょう!
そして最後に、神様にどこの誰がお願いしたかを知ってもらうために、住所、名前、年齢、日付を書きましょう。
ただ最近は神社によっては、個人情報を書くのは禁止しにしているところもあります。
なので詳しく書かずに、イニシャルや下の名前だけでもかまいません。
絵馬に書く受験に役立つ四字熟語
上記の例文以外に絵馬に書く言葉として、受験に役立ったり、受験生の応援にもなる「四字熟語」があります。
こちらも例文の、四字熟語をいくつかご紹介します。
- 「学業成就」(がくぎょうじょうじゅ)
勉学で望んだ願いが叶うこと - 「初志貫徹」(しょしかんてつ)
決めたことを最後までぶれずにやり抜く。 - 「百折不撓」(ひゃくせつふとう)
失敗しても失敗してもあきらめず挑戦を続ける。 - 「点滴穿石」(てんてきせんせき)
小さな事でもやり続ければ大きな成果となる。 - 「固知勉行」(こんちべんこう)
才能がなくてもひたすら努力を続けること。 - 「蛍雪之功」(けいせつのこう)
苦労しながらも勉学を励む。またその成果のこと - 「雲外蒼天」(うんがいそうてん)
苦難を乗り越えた先には素晴らしい世界がある。
どの四字熟語も心に響く、良い言葉、良い意味ですね。
受験だけではなく人生においても、大切で大事な言葉ばかりです。
合格祈願の絵馬に書いた志望校の変更があった時は?
答えは、先に奉納したた絵馬はそのままで大丈夫です!
志望校も決まり合格祈願の絵馬を神社に奉納したものの、そのあと志望校のランクを上げたり下げたりや、センター試験の結果から、何らかの事情で志望校の変更をする事があると思います。
そんなとき、先に納めた絵馬や、新しく書く絵馬はどうしたらいいのか気になりますよね。
数ある絵馬の中から自分のを探し出して、書き直すとかしなくて、新たに書いて納めるだけです。
ただ出来れば、同じ神社で書いて納めるのがマナーとして良いとされています。
また複数の志望校がある場合も、何枚かに分けるのではなく、1枚の絵馬に書いても問題ありません。
合格祈願絵馬お礼参り
受験が終わり見事志望校へ合格した場合、また結果がよくなかった場合でも、絵馬を奉納した神社には、「お礼参り」に行きましょう。
願いことをした神様へ、結果報告と、お礼をするのがマナーです。
普段でも、何か人に頼めば、あとでご挨拶に行くのと同じですね。
お礼に行く時期は決まっていませんが、結果が出たあとなるべく早いうちに行くほうがよいです。
またあまり知られていませんが、お礼参りのときに、「御礼絵馬」を納めることもあります。
書き方は合格祈願絵馬とおなじで、お礼の気持ちをこめた言葉を書きましょう。
もし合格祈願のときに御守りを頂いていれば、絵馬と一緒に納めます。
合格祈願絵馬注意点
最後に絵馬に関する注意点をいくつか挙げておきます。
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絵馬を掛けるときは、願いを書いた方が見えるよう掛ける。
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あたりまえですが、書いた絵馬は持ち帰らない。
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雨で滲まないよう、できれば油性ペンで書くのがよい。
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人の絵馬は見ない読まない。(ついつい読みたくなりますが)
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お礼参りは忘れずに。
その他、わからないことがあれば社務所で教えてくれますよ!
まとめ
以上、合格祈願の絵馬について紹介してきました。
いろいろと難しい作法がありそうな合格祈願の絵馬でしたが、調べていくと、そこまで難しい決まりもなく、一番大事な事は、自分の気持ちを神様にとどける、今までの努力を神様に見守ってもらうことのような気がしました。
すべての受験生が努力が報われ、吉報が届くことを願っています。
この記事があなたの役に立てば嬉しいです^^
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