揺らめく炎を見つめて、家族で過ごす。
素敵ですね、薪ストーブのある暮らし。
ブームですよね、薪ストーブ。
しかも、施工業者さんにお願いするだけでなく、市販の薪ストーブを購入して、自分で設置することもできます。
その他、自分で薪ストーブを作るパターンもあります。
災害時に停電しても調理も暖房も心配いりません。
その上、森林の生まれ変わりに貢献できます。
ただ、火をつけてもすぐにぼっと燃え上がらないので、すぐに温まりません。
タイマー設定もないですしね・・・
それから、煙でご近所とトラブルも発生してしまうかもしれません。
でも、憧れの薪ストーブ。
参考になる本と薪ストーブにかかる費用に絞ってお伝えします。
薪ストーブもDIYできる!?参考本3選!
・『DIYでストーブを作る』 学研ムック
・『ドゥーパ!特別編集DIYで楽しむ手作りストーブの本』ドゥーパ編集部
・『最高!薪&ロケットストーブ (現代農業特選シリーズ DVDでもっとわかる))』農山漁村文化協会著、農文協編集
この3冊が参考本としておすすめです。
それぞれご紹介します。
DIYといえば、学研のDIY&日曜大工マガジン『ドゥーパ』です。
学研の発行する雑誌です。
その中でも特集を組んだものが人気です。
ムック本や特別編集で、空き缶を利用してのストーブの作り方に特化しています。
『DIYでストーブを作る』は2018年発行のムック本です。
ロケットストーブの特集やDIYで作った薪ストーブの実例集の他、ストーブを作るための鉄工DIYのテクニックが満載です。
『ドゥーパ!特別編集DIYで楽しむ手作りストーブの本』の方は、まさにDIYで薪ストーブを作るためのノウハウ満載です。
材料にペール缶や一斗缶、耐火レンガを使用して、ホームセンターで煙突を購入するという、お手軽な方法で作れるロケットストーブが紹介されています。
この本の通りに作っても、オリジナルなものに仕上げてもOKです。
そして、もう1冊の『最高!薪ストーブロ&ケットストーブ』は自然の中で、自然と共に生きることを目指す方におすすめの本です。
先ほどご紹介した2冊がストーブを作るための本ならば、こちらは初心者でも安全な薪割の方法や効率の良い燃やし方など、薪ストーブとの付き合い方がまとめられています。
2014年発行の本なので、最新のものではありませんが、人気の秘密はDVD。
やっぱり動画は、わかりやすいですよね。
見ているだけで、薪ストーブ生活への夢が膨らみます。
設置前に知っておきたい!薪ストーブにかかる価格は?
薪ストーブを手作りしないで、ホームセンターで購入した場合、安いものだと5,000円位であります。
売れ筋価格は、10,000円位です。
これに設置費用がかかります。
ここも安くするためには、自分で設置します。
煙突を購入することになりますので、取り付け工事が必要です。
この他に設置するために必要なのが、ストーブの近くの壁に遮熱工事をすることです。
薪をくべるので、かなりの熱が発生します。
そこで、レンガなどで周りの壁を保護します。
作り付けの暖炉を想像してもらうとわかりやすいですね。
炎のみえる場所以外は、ガッチリとレンガで固めてあります。
設置工事が終わると、薪の購入費用が必要になります。
山の中で枝を拾ってきて、なんて生活ができる人は少ないです。
しかも、拾ってきた木は乾いていないので、薪としては使えません。
ということで、薪も購入します。
自分で割らないで、すぐに使えるもので、1束1,500円から2,000円見積もって下さい。
また、冬の間、薪ストーブをメインの暖房に使うと、5トン必要とされ、25,000円から35,000円かかります。
また、冬が終わって次のシーズン前に必要なのが、メンテナンスです。
煙突掃除をきちんとしておかないと、トラブルの原因になります。
薪ストーブは排気が外に排出されることで、酸素が供給されます。
つまり、煙突掃除をきちんとしておかないと、薪ストーブは完全燃焼しません。
最悪の場合は、不完全燃焼で室内の一酸化炭素濃度が上昇して、健康に悪影響を与えるのみならず、命を危険にさらすことにもなりかねません。
煙突掃除の相場は、専門業者で1回あたり25,000円から30,000円です。
この他、煙突掃除以外に、薪ストーブ本体のメンテナンスも必要になります。
やっぱり、火を燃やすのは、想像以上に薪ストーブが傷んじゃうんです。
そして、毎年ではありませんが、ストーブ周辺の遮熱壁の部分を補修することも忘れないでください。
まとめ
人間の歴史は火と共に歩んできました。
だから、火は家の中心であり、決して付き合いを辞めることのできないものです。
DIYで薪ストーブを作る。
金属加工も必要になるので、安全面にも気をつけてください。
ちょっと自分の手に余ると思えば、市販の薪ストーブを購入する方法もおすすめです。
遮熱対策の部分に力を入れたり、自分の得意な分野で思いっきりDIYしましょう。
この記事があなたの役に立てば嬉しいです^^
コメント