“縁結び”という言葉。
女性であれば1度は興味を持ったことがあるのではないでしょうか?
学生時代に修学旅行で縁結びの神社を訪れたりすると、ついつい買ってしまうのが、おみくじや縁結びのお守り。
縁結びの由来のある神社や名所は日本中にたくさんあります。
同じ都道府県内にも複数あるくらいですので、その数は数えきれないほどでしょう。
そんな時、
「両思いになりたい」
「恋人とずっと仲良くいたい」
などの想いを持っている方は、ご利益があることを願って、複数のお守りを持つこともあるかもしれません。
人間の立場から考えると、複数のお守りを持っていると、神様同士が喧嘩してご利益がなくなってしまうのではないか、というように感じます。
ですが、特にそのようなことはないとのことです。
ただ、たくさん持っていれば持っているほどご利益がある、ということではないので、そのような考え方はしない方が良いかと思います。
知っておきたい!お守りの返納金額は?
基本的には、お守りは手にしてから1年経ったら、神社の『古札納所(こさつおさめしょ)』というところに持って行きます。
縁結びのお守りの場合は、その願いが叶ったときや、もし叶わなくても区切りがついたときに、感謝の気持ちを込めて、お返しするのが良いとされています。
お返しする際に、返納金を用意しますが、金額としてはそんなに高額を準備する必要はありません。
その返納金のことを“お焚き上げ料”と言いますが、お焚き上げとは、感謝の気持ちを込めて天に返す儀式のことです。
お守りの返納金額は、そのお守りと同程度の金額をお納めするのが望ましいそうですので、だいたい1000円~3000円くらいでしょうか。
遠方でお守りを返納にいけない…郵送は可能?
お守りは、やはり授かった神社へ納めるのが、最も丁寧ではありますが、遠方でなかなか行くことができない場所であれば、近くの神社でも差し支えはないとのことです。
お正月の期間には、多くの神社で“納札所”が設置されます。
そちらに用意されている賽銭箱に、お焚き上げのお金を入れ、返納することができます。
もちろん縁結びだけでなく他のお守りやしめ縄、破魔矢、お札なども一緒に返納できるのでありがたいですね。
でも、やっぱり授かった神社へ納めたいという場合は、郵送も可能です。
1.事前にその神社の祭務課に郵送返納が可能かどうか、必ず確認をしてください。
2.お守りを白い紙に包みます。
3.現金書留にお焚き上げ代として、そのお守りと同じくらいの金額を入れます。
1000円~3000円程度が相場とされています。
4.一筆書いて送ります。
例)「焼き祓いお願いします」「お焚き上げお願いします」 …など
まとめ
縁結びに限らず、ご自宅に長年眠っているお守りはありませんか?
この機会に、お正月の古札納所に、1年以上経っているお守りやお札を、感謝の気持ちを込めて返納してはいかがでしょう。
授かった神社にお守りを返納することができない場合は、
1.郵送で返納する
2.近くの同じ系列の神社へ返納する
3.どんど焼きに持って行く
4.自宅で処分する
という方法もあります。
自宅で処分する場合に必要なものは、白い紙・粗塩・お守りです。
白い紙の上にお守りを置き、お守りを清めるという意味で、粗塩を振りかけて、白い紙でお守りを包みます。
その後、感謝の気持ちを持って燃えるゴミとして処分すれば良いとされています。
その際、生ごみとは別に処分し、また、自分で燃やして処分はしないということを守ってください。
お守りは、古来より厄除けや幸運招福を祈願して身に付けていたものです。
どの返納方法でも、1番大切なのは感謝の気持ちを忘れないということですね。
この記事があなたの役に立てば嬉しいです^^
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