一昔前までは、適齢期などという言葉があって、男女ともに、残り物になったら大変とばかりに結婚を急いだものです。
いつまでも独身を通していると、世話好きな人たちが
「あの人はどう?」
とか、
「ここにいい人がいるわよ」
などと結婚のお世話をしたものです。
では現代はどうでしょう?
「30歳になったら売れ残り」
などと言う人はどこにもいません。
40歳や50歳になってから、結婚する人もいるし、ずっと独身を通す人も珍しくありません。
結婚についての考え方が多様化したのでしょうね。
結婚は自由意志でするものですから、無理やり結婚しなければと思わなくても良くなったのはいいことです。
でも結婚したくてもできない人がいるとしたら、問題ですよね。
現在、未婚率は40代前半で24%、後半で21%ですから、4人から5人に1人は未婚ということになります。
ここで、40歳ぐらいになっても、結婚しない人の共通点を探って、結婚しない理由も調べてみました。
知りたい!結婚できない理由は何!?未婚女性の共通の特徴は?
未婚の人が増えているのはどうしてでしょうか?
未婚の人の特徴には次のようなものがありました。
[女性の場合]
1.マイペース
人に合わせるよりも、一人で好きに仕事やレジャーをして楽しみたい人。
マイペースを通すには一人のほうが、都合がいいのですね。
2.仕事が忙しい
女性でも役職についている、会社でも責任のある地位にいる人。
早朝から、深夜まで働く人は家庭を持つ気持ちにはなれませんね。
3.収入が十分にある
しっかりした仕事についてそれなりに収入がある人。
経済力があるので、夫の給料で生活しようと思わないのももっともです。
4.自立心がある
一人で何でも決めて、実行力もある人。
誰かの力を借りるとか、リーダーシップをとってもらうことを期待しないわけです。
5.希望の男性の理想が高い
最近は男性に対して理想が高い傾向にあります。
「三高」と言われるように、背は高く、高学歴で、収入も多い人を希望してしまうのです。
なかなかそれにぴったりの人を探すのは難しいですね。
6.家事に向いていない
家事は面倒くさいと思う人もいますね。
家事の時短も注目されていますが、女性が全く家事をしなくて済むはずはないですね。
[男性の場合]
1.出会いが少ない
男性ばかりの職場で長時間勤務する人。
サークルやジム通いもしないとなると、女性と出合うチャンスがないです。
2.清潔感がない、おじさん臭い
仕事一筋で服装や髪型などに関心がないし、手入れもしない。
一応スーツは着ていても清潔感がないし、話題も古くておじさん臭い。
これでは周りの人に煙たがられるかもしれません。
3.包容力がない
見た目だけでなく、考え方が自分中心で、他の人の考えを受け入れるのが苦手です。
4.上から目線、下から目線
自分に自信があって、指導的な発言や自慢話が多くなる人。
逆に自分に自信がなくて何かにつけて、「僕ではダメでしょうが、」と卑屈になる人。
5.女性と付き合ったことがない
仕事一本やりで女性と付き合ったことがない、付き合い方も知らない人。
人柄はいいのに、お目当ての女性にメールを送るどころか、女性からもらったメールに返信もせず失敗したケースもあるようです。
6.自由を楽しみたい
自分の仕事や趣味に没頭していて、他のことに関心がない。
結婚すると自由がなくなることを心配するあまり積極的になれないようです。
結婚したい!結婚ができない男女共通の理由ランキングTOP10
結婚したいと思いながらも、実際には結婚できない人もいます。
その理由の10例をご紹介します。
1.出会いがない
男女ともに、仕事に行って帰るだけの場合、職場に適当な異性がいないと出会いのチャンスはありません。
2.経済的に無理
これは大きな原因です。
最近は普通に大学を卒業して、就職しても、手取りが17~18万円という例もたくさんあります。
派遣社員や臨時の仕事をしている人も多いですね。
これでは、家族を養うことは難くなります。
3.自分に自信がない
人柄は良くても、自分に自信がなくて、積極的になれない人も多いようです。
4.コミュニケーションが苦手
黙っていても、相手が察してくれるという時代は終わりました。
現在は口頭で、電話で、メールで、コミュニケーションをとらなくては始まりません。
5.結婚に必要性を感じない
一人でいても寂しくないし、必要性も感じない。
このような場合には、ご両親や周りの人が躍起となっても、結婚させるのは難しいでしょう。
6.自由がなくなるのが不安
自分の自由になる時間やお金が減るのではと不安がある人。
結婚して家族と一緒に暮らしながら、独身の時とまったく同じだけの自由を確保するのは無理ですね。
7.趣味を楽しみたい
これも独身の時と全く同じように趣味を楽しむのは難しいです。
英語には「ゴルフ未亡人」という言い方があります。
趣味のゴルフばかりやっている人の奥さんは、未亡人のようだということなのです。
8.社会情勢が不安
これから先の社会がどうなるのか、不安。
特に子どもができたら、うまくやっていけるのか心配だ。
これは理解できます。
先のことは誰にも分らないので不安なのはみんなが感じていることです。
9.パートナーについて希望が高い
どうしても自分のパートナーには、収入が高い、能力がある、性格的に素晴らしい、容姿も良い、など高い望みを抱くことはよくあることです。
でも何拍子もそろった人はそんなに多くはいませんね。
10.年齢
40歳以上になると、パートナーの年齢が高いことがネックになります。
特にお子さんを希望する人は、
お子さんが20歳になるときに親が60歳以上になることを心配するわけです。
それでもいつまでも結婚しないでいるのは将来が不安とか、やっぱり一人は寂しいと感じて、パートナーを探す人もいますね。
40代・50代で結婚するのもいいでしょう。
ただし、お子さんを育てたかったら若いうちに決断する方がいいですね。
遅くなってしまうと、特に女性は子宝を授かるのが難しくなります。
男性にしても、お子さんが小学生ぐらいの時に定年ということになりかねません。
現在は有料で結婚の紹介をする相談所があります。
自治体でも地元の青年に結婚を紹介するイベントを行っています。
信頼できる人にお願いする手もあります。
出会いのチャンスがないのを嘆くより、そのような機会を利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
結婚しない人が増えています。
出会いの機会がない、自由を失いたくない、仕事をしていて自立しているから、といった理由がありますね。
結婚したくてもできない人もいます。
経済的に難しい、理想の人に出会えない、社会不安などの要素もあります。
結婚は自由意志で行うもので、周りの人は強制できません。
でも、幸せな家庭を持ちたければ、出会いの機会を探し、高望みをせず、自分磨きに力を入れるのがいいのではないでしょうか。
この記事があなたの役に立てば嬉しいです^^
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