読書感想文は、題名は1行目、名前は2行目の下に寄せて一番下を1マス空けたところに書きます。
読書感想文を書く時には、決まった用紙に決められた書き方で書く必要があります。
決まりを守って書くと、読む人が読みやすかったり、文字数を数えやすくなります。
題名や名前の書き方が間違っていると、書き直しになってしまう場合もあるんです。
今回は、400字詰め縦書きの原稿用紙に読書感想文を書く時の詳しい書き方や、題名の付け方のコツについて説明していきます。
読書感想文の題名と学校名・名前の各位置を詳しくご紹介
1.題名の書き方
題名は1行目に書きます。
上から3マス空けて、4マス目から書き始めましょう。
強調したい部分に「」(かぎかっこ)を付けても良いですね。
2.学校名・名前の書き方
学校名と名前は2行目に書きます。
2行目は、一番下のマスを1マス空けて下に寄せるように書きます。
学校名・苗字・名前の間は、1マスずつ空けてください。
学校名が長くて書ききれない場合は、2行目に5マス空けて6マス目から学校名を書きます。
そして、3行目は下に寄せて一番下を1マス空けて名前を書きましょう。
読書感想文の題名が長すぎる場合は?2行目への書き方は?
題名が長く、1行で書ききれない時は2行に分けて書きます。
2行目も1行目と同じように3マス空けて書きましょう。
日本語の意味がわかるところで改行すると見た目がいいですね。
バランスが悪くなるようであれば、1行目は1マス空けて、2行目は3マス空けて見た目のバランスを整えて書いても良いでしょう。
本のタイトルが長い時は、本のタイトルにサブタイトルをつけた題名にしても良いですね。
サブタイトルを書くときは、1行目に1マス空けて本のタイトルを書いて、2行目は3マス空けてサブタイトルを書いてください。
読書感想文の題名のコツ【小学生・中学生向け】
題名を一番最初に書きたくなりますが、読書感想文を書き終わってから最後に考えましょう。
題名は、その読書感想文が何を書いているのか分かりやすく短い文章にまとめたものなんです。
ということは、本文の内容が出来ていないのに題名を付けるって難しいことですよね。
先に題名をつけてしまうと、感想文の内容が書いているうちにずれてしまうこともあります。
そうなると、また題名を考え直さなくてはいけないですね。
なので、題名は読書感想文を全部書き終わってから考える方が良いですね。
本を選ぶとき、タイトルを見て「面白そうだな」とか「読んでみたいな」と思って読む本を決めたりしませんか?
読書感想文も同じなんです!
読む人に、面白そうとか読んでみたいと思ってもらえるような題名をつけることが大切です。
では、どうやって読書感想文の題名をつけていったらいいのか【小学生・中学生向け】にちょっとしたコツを紹介しますね。
1.まずは定番!「本のタイトル」+〇〇〇〇
読書感想文の題名に悩んだら、本のタイトルを入れて定番の題名をつけるのも良いでしょう。
例えば…
・「銀河鉄道の夜」を読んで
・「星の王子さま」を読んで考えたこと
・「走れメロス」から学んだこと
・「坊ちゃん」との出会い
2.本のテーマを題名に取り込んでみよう
物語にはそれぞれテーマがあります。
本のテーマとは、作者が伝えたいと思ったこと・本を読んで教えられたことです。
その本のテーマを取り込んで題名をつけるという方法があります。
例えば…
・本当の幸せとは何か
・かけがえのない友達
・友達を信じるということ
・正義を押し通すのは正しいことか
テーマは、これが絶対に正解ということはありません。
本を読んで自分が感じたことを素直に書いて大丈夫です。
3.本に出てくる言葉や気に入ったシーンを使って題名をつける
本を読んで印象に残ったセリフや気に入った文章をそのまま題名につけるのもありですね。
セリフや文章が長すぎる時は、簡単にまとめて短い文章に言い換えて題名にしましょう。
印象に残ったセリフや文章に自分の言葉を付け加える時には、セリフや文章の部分に「」を付けると分かりやすくなりますよ。
例えば…
・ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだね。
・「かんじんなことは目に見えないんだよ」心でしか見えない大切なこと
・「信じられているから走るのだ」友情について考える
・清という坊ちゃんにとってかけがえのない存在
題名は読書感想文の一番初めに書かれているので、最初に考えてから感想文を書く人が多いと思います。
いつもの「(本のタイトル)を読んで」という定番の題名なら最初に書いても良いでしょう。
定番を脱出したい!という人は、ぜひ今回紹介したやり方を試してみてください。
読書感想文を書きながら、思いついたタイトルをメモしておくと最後に題名を考える時のヒントになりますよ。
題名は読書感想文の顔になるものです。
少しの工夫で、読む人をひきつけて、読んでみたいと思われるような読書感想文の題名をつけてみましょう。
コメント