柴犬は、日本で飼育されている数が最も多い日本犬種です。
その割合は、約80%だと言われています。
チワワやトイプードルなどの外来犬種が注目を集めるなか、ゆるぎない人気ですね!
もともと山岳地帯で狩猟犬として人間と暮らしていた柴犬。
捕食本能が強く、獲物を捕らえるのに最高の犬種であると言われています。
その由来からか、たくましさと勇敢さを兼ね備えた犬としてはもちろん、かわいい飼い犬としても、そして番犬としても、現在でも日本で親しまれています。
今回は、そんな柴犬の性格についてご紹介いたします。
1.リーダーに忠実&愛嬌たっぷり!
自分のリーダーと認めた人に対して、とても忠実で誠実な柴犬。
リーダー的存在である飼い主さんには、たくさん甘えてくるのでとっても可愛らしいです。
柴犬は上下関係を重視する犬種なので、上手にしつけることが大切です。
2.縄張り意識があり、警戒心が強い
はじめに、番犬としても親しまれていると述べましたが、柴犬は知らない人に対しては警戒して攻撃的になるそうです。
それは、縄張り意識と警戒心の強さからくるのでしょうね。
3.かしこい
しつけやトレーニングの学習能力がとても高い柴犬。
「トイレ」や「おて」「ふせ」などは、すぐに習得することができます。
4.恐れ知らずで堂々としている
自信に満ちあふれた姿で、怖気づいたり、臆病な姿を見せたりすることはほとんどありません。
5.プライドが高い
もともと独立心が高い性格なので、ベタベタしてくる人は苦手なようです。
プライドが高くて頑固者、という部分もあるのですね。
6.運動が大好き!
もともと狩猟犬として人間に飼われていたためか、とても活発で運動量の多い犬種の柴犬。
毎日欠かさずに、たくさんの運動をさせてあげないと、すぐにストレスをためてしまうので注意が必要です。
ヤンチャ過ぎて困っちゃう!?オスとメスで異なる柴犬の性格
<オス>
・メスよりもフレンドリーで好奇心旺盛
・競争心が激しい
・上下関係を強く意識する
<メス>
・オスよりもおとなしい傾向にある
・警戒心が強くて頑固
・番犬に向いている
初めて犬を飼う方にはメスの方がおすすめです。
うまくリーダーシップを取ることができないと、オスは、上下関係を強く意識するので、リーダーとして認めてもらえない場合、しつけがとても大変になります。
子犬の頃から、自分(飼い主)がリーダーだということを、しっかりと教えてあげてください。
心から信頼できる人に対しては、とても従順で忠実、そして誠実なので、うまく信頼関係を築くことができれば、素晴らしいパートナーとなってくれることでしょう。
こうやって遊んであげよう!子犬が満足する遊び方
先に述べたように、活発で運動好きな柴犬ですので、子犬の時期からたくさん運動をさせてあげましょう。
「運動したい」「遊びたい」という欲求をかなえてあげることが大事であり、飼い主が一緒に運動したり、遊んだりしてあげることでお互いの信頼関係を築いていくことができます。
外に散歩に出るのは運動のためだけではなく、家族以外の人や生き物、景色や世界に触れる大切な機会です。
怖がったり臆病な性格にしないためにも、外にたくさん出かけて社会性を育むのは、犬にも人間にも大事なことですよね。
家の中でのおもちゃ遊びは、飼い主との主従関係をつくる良い機会でもあります。
また、遊びの中にきちんとルールを決めることで、ルールを守らせる練習ができます。
「おやつ」のかわりに「遊び」をご褒美にしてしつけることも可能なのだそうです。
まとめ
家族としてのペットである柴犬について、改めてご紹介しましたが、あなたの柴犬のイメージと比較してどうでしたか?
ペットショップで必ずと言っていいほど見かける柴犬。
かわいらしい子犬が並んでいることが多いので、飼いはじめは可愛がりすぎてしまいそうです。
でも、子犬の頃からのしつけ次第で、飼い主との関係が左右されるということを念頭に置かなければなりません。
しっかりとした信頼関係を築き、素晴らしいパートナーとなってくれるならば、さらに嬉しいですよね。
「柴犬を飼おうかな」と考えている方は、犬を飼った経験の有無から、オス・メスどちらにするかを決められても良いですね。
この記事があなたのお役に立てばうれしいです^^
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